パンデミック 〜 ボードゲーム


パンデミックは定番のボードゲームで、協力をして世界からウィルスを撲滅するというゲームだ。
1.ウィルスの爆発力
世界に繁殖するウィルスの爆発力には、思わずうならされる。
「エピデミック」カードを引くと、ある都市に爆発的にウィルスが発生する。
この発生後には、世界中ですでに繁殖していたウィルスが活発化する。

同じ都市に発生しやすいために、エピデミックカードが続けてでると恐怖におちいる。
※エピデミックカードが、なるべく均等にバラけるように工夫もされているが、
 連続してでる可能性もある。

2.役割(ロール)
5つの役割があり、まったく別な特徴があるために、相談しながら「なにができるか」と「なにをすべきか」を判断する必要がある。
2〜4人でプレイした感じでは、役割にバランスがとれていて、どの組み合わせも攻略方法が違っているのがゲームに多面性を持たせている。

科学者:治療薬を作るエキスパート(ほかのプレーヤーより、薬を作りやすい)
研究員:治療薬をつくる素材をほかのプレーヤーに渡しやすい。
衛生兵:現地で治療をすばやく行う(ほかのプレーヤーより、1アクション速い)
通信指令員:遠隔から他のプレーヤーを操作できる(協力体制を作りやすい)
作戦エキスパート:調査基地をどこにでも作れる(基地では、治療薬が作成できるほか、ほかの基地へ飛ぶことができる)

3.攻略
最初はあっさりやられるのは仕方なし。
アウトブレイク(ある都市で極限まで増殖したため、隣接した都市に飛び火する)の連鎖はなんとしても止めたい。
かといって、治療薬を作らなければ、ゲームの勝ちにはならない。
あちこちで発生するウィルスにいかに対応しながら、治療薬を作るかの選択が難しい。

4.こんな人向き
・戦略的なゲームが好き。
・やっつけるという感覚が好き。
・「どうしようか、こうしたらどうだろう」というアイディアを出す頭のやわらかさがある。
・「世界を救う」という言葉にひかれる。