ボードゲームの蟻の国を購入。
おもしろいと思ったものだけ、レビューをする意欲が沸くので（なまけもの）、
蟻の国も紹介します。
※かんたんに説明するために、ルールを省略してあります。
「それだけではない」というツッコミはなしでお願いします。
【テーマ】
各自が蟻の国（巣）を充実させ、地上での餌や資源を集めたり、虫と戦いながら、
地上の縄張りからポイントを稼ぎます。
【ゲーム性】
リソースマネージメント、蟻コマのマネージメント、巣の拡大、地上での陣取り、ワーカープレイスメントが柱。
最近流行の季節別のサイコロで、環境が変化。（12季節の魔法使いとか）
春夏秋でサイコロ（３つ）があり環境変化、冬は餌を食べるのみ。
1年毎にサイコロを振り直し。
１．リソースマネージメントは、おなじみの資源集め。
リソース＝餌、土、石
２．蟻コマのマネージメントとは、「蟻」の数の管理。
蟻＝育児蟻（巣内のワーカー）、働き蟻（地上）、兵隊蟻（地上）
※このほかに幼虫マネージメントもあるが、これは特殊で、環境を変化させたり、
育児蟻になったり、餌不足時に餌にされる（共食い）。かなり重要。
「なにマネージメント」と呼べばいいかナゾ。
３．巣の拡大
「各種蟻を増やす」「資源を増やす」「深度を深くする＝できることが増える」
４．陣取り
「陣地の拡大」「リソース収集」「外敵（てんとう虫、シロアリ等）と戦闘」「巣穴の配置」「リソースが枯渇した地を修復」（この修復をしないプレイヤーは多いはずだが、戦略としてありなんです。これができると点数が大きい。敵陣を修復（得点）＋自分の陣地にする（得点）の2倍になる）
５．ワーカープレイスメント
育児蟻＝ワーカーだ。増やすことが大事。
６．環境変化
季節ごとに8種類の環境のいずれか１つになる。
・深度が1増えたと同じ環境になる。
・各得点が1増える。
・幼虫が大量発生しやすい。
・地上でのリソース収集量が増える。
・地上での移動距離が増える。
・兵隊蟻が増えやすい。
・フェロモンが増え、陣地を1マス多く配置できる。
・働き蟻が増えやすい。
【戦略性】
非常に多い。
１．環境変化の視点からの戦略
1年間の環境変化から、大雑多な方向性を考えながら、他のプレイヤー蟻の状況で攻め時を
見極める必要があり。
環境変化は、幼虫を消費することで、別の環境に変化させることができる。（これ重要）
つまり、他のプレイヤーと環境を変えて、自分のペースを掴むのがポイント。
最も重要であり、これがそのプレイヤーの「個性」であり、「肝」である。
２．陣取りの視点からの戦略
地上は、適度な広さなので、敵陣と必ずぶつかり合う。
自陣を有利にするためには、「牽制」が発生する。
敵陣を越えることもできる（蟻の犠牲）し、巣穴を別な地点に配置することもできる。
逆に、自分の予想していた陣地内に、巣穴を作られると痛い。
３．得点方法の視点からの戦略
とても重要な点。（インストする人は、平等にプレイするために、必ず説明すべき）
『点数は、「地上で蟻を消費する」か「地上活動から派生するボーナス」で得られる。』
つまり、無駄に蟻を消費すると「いつまでも０点」なのだ。
これを理解していないと、初心者は、点数がマイナスになりやすい。
４．育児蟻の視点からの戦略
５．ボーナスの視点からの戦略
ゲーム開始時に、２種類×３段階＝６種類のボーナスを決める。（ランダム）
このボーナスは大きな得点源であるが、一方で「育児蟻が減る」。
育児蟻とボーナスを両天秤にかける必要がある。
※先にボーナスをとると、それ以降の季節で他の人が同じボーナスをとると、
追加得点になる。（同じ季節は、追加得点なし）
６．見逃されがちな巣内での活動
巣内での活動（リソース生産、幼虫生産等）は極端に地味なために、
これをしない人がいる。
３で説明したが、蟻を無駄にしないことは重大。
【人による個性】
人により、いろいろと考えてくるので、おもしろい。
１．幼虫大量発生型
２．リソースマネージメント型
３．戦闘型
４．大移動型
５．臨機応変型
６．ボーナス型
７．巣拡大自衛型
８．育児蟻型
９．同盟型（敵が手を組むと怖い。チーム戦もおもしろい）
、、、、、
今のところ、高得点を得られたのは、１，２をベースに、それ以降をプラスした攻守。
メンバーの経験と人数、サイコロの環境によるが、ゲームによって勝利点の幅が大きい。
３０点〜１００点の範囲。全員の合計点が、７０点〜２５０点くらい。
７０点は、人数が少ない場合や、せめぎ合いが激しい場合、環境変化が悪い場合。
２５０点は、環境変化がいい場合や初心者がいる場合。初心者は不利なので、その人の陣地を邪魔しないのが「やさしさ」。初心者と同盟組むのもいいかと思う。
【蛇足】
蟻は、蜂の仲間です。針を持っている蟻もいます。スズメバチの近縁です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アリ
シロアリは、ゴキブリの仲間です。蟻ではありません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/シロアリ
ゲームに「アブラムシ農場」が出てきます。これは、アブラムシと共生の場です。
このゲームには、女王蟻がいません。（残念）羽蟻同士が結婚して、羽根が落ち、女王蟻になります。
【エラッタ】
大したエラッタではない（読めばわかるので）のですが、ざっと読んでください。
訳者：http://plaza.rakuten.co.jp/coloredpencils/diary/201211200000/
HJ：http://hobbyjapan.co.jp/game/?p=6541
タイルのイラスト違いは、修正版がでるといいですね。
※HJのホームページは、蟻の国のページがないのかな？ツォルキンも見当たらない、、。
おもしろいと思ったものだけ、レビューをする意欲が沸くので（なまけもの）、
蟻の国も紹介します。
※かんたんに説明するために、ルールを省略してあります。
「それだけではない」というツッコミはなしでお願いします。
【テーマ】
各自が蟻の国（巣）を充実させ、地上での餌や資源を集めたり、虫と戦いながら、
地上の縄張りからポイントを稼ぎます。
【ゲーム性】
リソースマネージメント、蟻コマのマネージメント、巣の拡大、地上での陣取り、ワーカープレイスメントが柱。
最近流行の季節別のサイコロで、環境が変化。（12季節の魔法使いとか）
春夏秋でサイコロ（３つ）があり環境変化、冬は餌を食べるのみ。
1年毎にサイコロを振り直し。
１．リソースマネージメントは、おなじみの資源集め。
リソース＝餌、土、石
２．蟻コマのマネージメントとは、「蟻」の数の管理。
蟻＝育児蟻（巣内のワーカー）、働き蟻（地上）、兵隊蟻（地上）
※このほかに幼虫マネージメントもあるが、これは特殊で、環境を変化させたり、
育児蟻になったり、餌不足時に餌にされる（共食い）。かなり重要。
「なにマネージメント」と呼べばいいかナゾ。
３．巣の拡大
「各種蟻を増やす」「資源を増やす」「深度を深くする＝できることが増える」
４．陣取り
「陣地の拡大」「リソース収集」「外敵（てんとう虫、シロアリ等）と戦闘」「巣穴の配置」「リソースが枯渇した地を修復」（この修復をしないプレイヤーは多いはずだが、戦略としてありなんです。これができると点数が大きい。敵陣を修復（得点）＋自分の陣地にする（得点）の2倍になる）
５．ワーカープレイスメント
育児蟻＝ワーカーだ。増やすことが大事。
６．環境変化
季節ごとに8種類の環境のいずれか１つになる。
・深度が1増えたと同じ環境になる。
・各得点が1増える。
・幼虫が大量発生しやすい。
・地上でのリソース収集量が増える。
・地上での移動距離が増える。
・兵隊蟻が増えやすい。
・フェロモンが増え、陣地を1マス多く配置できる。
・働き蟻が増えやすい。
【戦略性】
非常に多い。
１．環境変化の視点からの戦略
1年間の環境変化から、大雑多な方向性を考えながら、他のプレイヤー蟻の状況で攻め時を
見極める必要があり。
環境変化は、幼虫を消費することで、別の環境に変化させることができる。（これ重要）
つまり、他のプレイヤーと環境を変えて、自分のペースを掴むのがポイント。
最も重要であり、これがそのプレイヤーの「個性」であり、「肝」である。
２．陣取りの視点からの戦略
地上は、適度な広さなので、敵陣と必ずぶつかり合う。
自陣を有利にするためには、「牽制」が発生する。
敵陣を越えることもできる（蟻の犠牲）し、巣穴を別な地点に配置することもできる。
逆に、自分の予想していた陣地内に、巣穴を作られると痛い。
３．得点方法の視点からの戦略
とても重要な点。（インストする人は、平等にプレイするために、必ず説明すべき）
『点数は、「地上で蟻を消費する」か「地上活動から派生するボーナス」で得られる。』
つまり、無駄に蟻を消費すると「いつまでも０点」なのだ。
これを理解していないと、初心者は、点数がマイナスになりやすい。
４．育児蟻の視点からの戦略
育児蟻は、ワーカープレイスメントのワーカー自身だ。
つまり、増やさないといけない。
1年目に増やしておきたい。
ゲーム開始時に、２種類×３段階＝６種類のボーナスを決める。（ランダム）
このボーナスは大きな得点源であるが、一方で「育児蟻が減る」。
育児蟻とボーナスを両天秤にかける必要がある。
※先にボーナスをとると、それ以降の季節で他の人が同じボーナスをとると、
追加得点になる。（同じ季節は、追加得点なし）
６．見逃されがちな巣内での活動
巣内での活動（リソース生産、幼虫生産等）は極端に地味なために、
これをしない人がいる。
３で説明したが、蟻を無駄にしないことは重大。
【人による個性】
人により、いろいろと考えてくるので、おもしろい。
１．幼虫大量発生型
２．リソースマネージメント型
３．戦闘型
４．大移動型
５．臨機応変型
６．ボーナス型
７．巣拡大自衛型
８．育児蟻型
９．同盟型（敵が手を組むと怖い。チーム戦もおもしろい）
、、、、、
今のところ、高得点を得られたのは、１，２をベースに、それ以降をプラスした攻守。
メンバーの経験と人数、サイコロの環境によるが、ゲームによって勝利点の幅が大きい。
３０点〜１００点の範囲。全員の合計点が、７０点〜２５０点くらい。
７０点は、人数が少ない場合や、せめぎ合いが激しい場合、環境変化が悪い場合。
２５０点は、環境変化がいい場合や初心者がいる場合。初心者は不利なので、その人の陣地を邪魔しないのが「やさしさ」。初心者と同盟組むのもいいかと思う。
【蛇足】
蟻は、蜂の仲間です。針を持っている蟻もいます。スズメバチの近縁です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アリ
シロアリは、ゴキブリの仲間です。蟻ではありません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/シロアリ
ゲームに「アブラムシ農場」が出てきます。これは、アブラムシと共生の場です。
このゲームには、女王蟻がいません。（残念）羽蟻同士が結婚して、羽根が落ち、女王蟻になります。
【エラッタ】
大したエラッタではない（読めばわかるので）のですが、ざっと読んでください。
訳者：http://plaza.rakuten.co.jp/coloredpencils/diary/201211200000/
HJ：http://hobbyjapan.co.jp/game/?p=6541
タイルのイラスト違いは、修正版がでるといいですね。
※HJのホームページは、蟻の国のページがないのかな？ツォルキンも見当たらない、、。
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